★昭和時代探訪古書店★

最新情報
古書藍書房TOP
A 昭和の時代と日本映画
日本映画黄金時代
昭和という時代 
奇人・変人・天才


B こんな人たちがいた
とてもかなわない人たち
高峰秀子本

対談の時間
イラスト・写真がいっぱい

C 文庫三昧
文庫の読み方
こんな文庫がいた

ご注文の流れ
高峰秀子食卓帖
高峰秀子 B2-6R 台所のオーケストラ 潮出版社 昭和57年 C:B ¥500
『週刊朝日』6/22・27号の2回にわたって「安野光雅 逢えてよかった 高峰秀子」が掲載されました、高峰秀子との思い出を綴ったものでいい読み物です。さてこの本は安野がはじめて手がけた高峰本ですが(単行本 挿画・装丁は安野光雅)カバーがなくてちょっと厚めの表紙の角背本で軽くて実用的に作られている。 単身赴任のお父さん方にも重宝されたという一冊。
婦人公論 B2-370 イタリアン・サラダ 中央公論社 昭和33(1958)年2月号 C:B ヤケ ¥600 
グラビア「アベックたべあるき」に「サラダはいかが」(高峰秀子)があり、わが家のサラダ製作について書いています。特集は「体験的人生案内」轟夕起子、藤原あき、三益愛子、秋元松代、森田たま他。
CONNECTION

池部良 B2-913 池部良の男の手料理 中央公論社 1986年 C:B 献呈署名入 
¥2,500
洒落っ気があって大森(東京)の幼少時代から陸軍、映画の時代まで話題が豊富で洋画家で「江戸っ子のおやじ」のエスプリまで効いてサラッと軽く、並みの腕前ではこうはいかない、本文の挿画も著者というから脱帽するしかありません。
 高峰秀子 随筆と対談のページ
 高峰秀子 B2-1R 巴里ひとりある記 映画世界社 昭和28年 C:B 函入 ¥5,000
著者20代の時の最初の本。表紙は白の布地に箔押しで彩られた金色の題名、著者名。表紙をめくると梅原龍三郎画がはさみこまれて扉は渡邊一夫の書き文字、早田雄三撮影のポートレートと続く。本文は余白を生かしたレイアウト、章の扉や本文にスケッチされた著者のイラストレーションなど、装丁から挿画のひとつひとつまで著者の手で生みだされた。(本好きな著者の)本を作ることへの憧憬、愉しさ、パリでの哀しみ、要するにそれらのトキメキが60年を経た今でも手にとると伝わってくる。活版印刷、かがり綴じという本のスタイルも懐かしい。
高峰秀子 B4-2R 巴里ひとりある記 創藝社 昭和30年 C:B ¥3,800
振り返っても安らぎなどなかった、前にも進めず後ろにも戻れない、そんな27歳の女性が巴里に舞い降りた。1955(昭和30)年刊行の20世紀判です。
婦人公論 B4-949 対談 木下恵介 高峰秀子 中央公論社 昭和27年9月号 C:B 
¥700
木下恵介と高峰秀子の対談は「パリ、楽しかった・・・」、芥川他寸志 黛敏郎 団伊玖磨の座談会「パリの音楽をきく」。
高峰秀子 B4-2R まいまいつぶろ 映画世界社 1955(昭和30)年 C:B 函入(ただし元の版ではなく手製本による) ¥3,000
本体は藍色のコットンに高峰が描いたでんでん虫3匹、この手ざわりは遠い時代のもの。装丁・挿画は高峰自らが手がけている。 先日、「電子出版には匂いがない、本はいい匂いがする、古本はもっといい匂いがする」と語った外国の作家のことばを読みましたが、その時代と、生きていた著者の総量が本のなかに入り込む、その手ざわり・におい。「まいまいつぶろ」の高峰は(結婚で)自分の居場所を見つけた31歳。自分が生きる場所を見つけて高峰秀子の旋回がここから綴られていく。
高峰秀子 B2-5R いっぴきの虫 角川文庫 昭和59年 C:B ¥1,200
カバー画は安野光雅、横から飛び出している女性が高峰だとどこかで確か読んだ記憶があります。
高峰秀子 B4-9R つづりかた巴里 潮出版社 1979年 C:B ¥1,700
この年、女優生活50周年を迎えた。「巴里ひとりある記」「まいまいつぶろ」を軸として昭和50年代初めまでの高峰の随筆を拾い集めた集成。
 高峰秀子 人情話松太郎 潮出版社 昭和60年 C:B ¥800
装幀は安野光雅。「江戸っ子を絵に書いたような人」川口松太郎の聞き書き一代。
高峰秀子 B2-36R 人情話 松太郎 ちくま文庫 1990年 C:B 帯 ¥500 
解説は「人生の達人ふたり」と題して中島誠之助が綴っています。感嘆の声が伝わってくるこの7ページの解説も「江戸っ子」の心意気。
川口松太郎 B2-933 鶴八鶴次郎 中公文庫 昭和54年 C:B ¥1,400
文藝春秋編 B2-993 文藝春秋随筆選 文藝春秋 昭和51年 C:B 非売品 ¥400
文庫判サイズ(本文59ページ)でまとめられた年度随筆選、「山本嘉次郎先生のこと」(高峰秀子)所収。
日本映画黄金時代の女優たち 
「女優四代 新春ばなし」(朝日新聞S36.1.1掲載)
       

昭和36年1月1日の朝日新聞に「女優四代 新春ばなし」という座談会があります。
出席者は山田五十鈴(四十代) 高峰秀子(三十代) 団令子(二十代) 桑野みゆき(十代) 司会 高橋圭三。「四つの世代の代表的女優に集まってもらって開いた座談会“新春のおしゃべり”」 新聞1ページの9段のスペースで繰り広げられたこの座談会、のびのびとしてユーモアたっぷりでイキが良くて・・・とりわけ高峰、山田の受け答えは絶妙。図書館で(縮刷版が利用できるはず)ぜひご覧下さい。
例えば戦後、撮影所にそれまでとは違う風が吹き始めてきた頃の俳優を見続けてきた高峰が云う「・・・気持のフーチャカピーな人は、やっぱりダメ。結局、良識のある人しか残れませんね。」 そしてヌーベル・バーグが当たると他社もそのマネをすると話した山田五十鈴を受けて「いまは恥も外聞もなくなったのよ。“お姐ちゃんシリーズ”が当たると、すぐにどこかで“おにいちゃんシリーズ”が飛び出すし・・・・・・。ねえ、今度は私たちで“おばあちゃんシリーズ”でもやりましょうか。そのときは私にいちばん若いおばあちゃんの役をやらせてね(笑い)。」
桑野みゆきの「私は『青春残酷物語』に出ただけで、ヌーベル・バーグといえば私みたいになっちゃったんです。」を受けての高峰のことばは鋭い、「だから、自分の奥の手を考えておくこと。そういう映画がだんだんあきられてきたとき、私がやりたいのはほんとはこれよ、といって奥の手をだしてやるのよ。」
山田五十鈴「私がいままで生き残ってきたのは、じょうず(上手)だったからではなく、じょうぶ(丈夫)だったからですよ。」 高峰「『ず』と『ぶ』の違い(笑い)。」
桑野「私にはおかあさんのファンの方がいて、いろいろ注意してくださったり・・・。」 高峰「ははあ、家伝のファンだな(笑い)。」
どうしてこういう適確なことばがポンポン返球できるのか不思議ですがおそらく座談は盛り上がったことでしょう最後に山田と高峰がしめくくる。
撮影所の現場について ─ 山田「役者とちがって、全然画面に出ない現場の人が、いっしょうけんめいやっているのには胸を打たれますね。全部ご主人にしたくなる(笑い)。」 高峰「お若いなあ(笑い)、私は老境にはいっちゃった。」 山田「入れかわってよ。あなたが四十代で、私が三十代(笑い)。」
映画論でも芸談でもなくどちらかといえば世間話に近い話なのに緩めて締めてアイロニーが効いてことば(あるいは体験)が笑いのなかできちんと伝わっているな、と感心するばかり。

骨董的生き方 
中島誠之助 B2-24R 骨董の真贋 二見書房 1996年 C:B ¥700   
「私にとっては珠玉の一冊」だと絶賛している本は高峰の「瓶の中」。「大女優の高峰秀子さんが突然来店」(175ページ)から始まる師・高峰との交遊録は一読の価値あり。
婦人画報 B4-996 創刊104周年記念特別号 入荷準備中 アシェット婦人画報社 2009年7月号 C:  ¥
90年前のモダン絵本復刻が綴じ込みで付いた特別号。連載「高峰秀子との仕事」は中島誠之助との対談を収録。いわば師弟対談ですが高峰の対談のなかでベストのひとつと当サイトは思っています。
内館牧子 B2-490 あなたはいないけど・・・ NHK出版 1997年 C:B 帯 
¥700
帯に「私の愛する品」とあるように淋しさや痛みを和らげてくれた愛しいモノ語り。「どうしても捨てられない」本として「瓶の中」があげられています(「思い出の一冊」)。青春時代の証として帰らぬ想い出が詰めこまれている。
金井美恵子 B2-936 昔のミセス 幻戯書房 2008年 C:B 定価1,995円 
¥1,000
昔の雑誌「ミセス」をひもときながら目にとまった掲載記事や写真を掲載しながらコツコツ綴った(そんな印象が強い)エッセイ。バックナンバーを見ていくと「高峰秀子はいわばこの雑誌の貌だったのではないか」(「妻としてエッセイストとして」)というほど高峰の影響力は強い。森茉莉 東山千栄子 深沢七郎はじめ映画に雑貨にファッションに世界はひろがる。著者と金井久美子(装幀 装画 造画)のセンスは高峰の初期の本と同じものがあるように感じますがどうでしょうか。
佐和みずえ B2-893 きらくに骨董 筑摩書房 1998年 C:B ¥400
い本ですよ、古い物に向きあっていると野心や欲望やらであくせくしたかっての自分が「おかしくもあり、哀しくも思えてくる・・・どんなに長生きしても百年の命。小さな豆皿ひとつにもおよばない」(129-130ページ)。人の評価(この先高くなるとか稀少なものだとか)ではなく自分の楽しみ最優先の<いいもの>帖。
光芸社出版編集部編 B4-938 ぐい呑み楽し 光芸出版 昭和46年 C:B ビニルカバ-装 ¥600
「鑑定」特別取材班 B2-988 わが家の家宝 鑑定入門 主婦と生活社 平成7年 C:B 
¥500
副題は「何が逸品か─自分で見分けるチェックポイント」、あらゆるジャンルを網羅した逸品のベスト・オブ・ベストとその見方。
長谷川義太郎 B2-42 がらくた雑貨店は夢宇宙 就職しないで生きるには8 昌文社 1983年 C:B 帯 ¥600
著者の雑貨との関わりの始まりは生まれた息子に「金太郎の腹掛け」をさせてみたくて探し回ったことからのようだ。発見の喜びをバネに文化や思想やブランドが発信する生活提案ではなく見知らぬ「物」、陽の当たらないガラクタから築きあげる発想をカタチにしていく。イキイキと綴られていて面白いこと。
岸部四郎 B2-43 岸部のアルバム 「物」と四郎の半世紀 夏目書房 1996年 C:B カバー少しシミ ¥900
江戸時代へ、明治へと文人たちから始まる旧いものへのあこがれ。骨董のウンチクも傾けながら、神保町の古書店めぐりから「漱石山房」をアパートの一室に設ける情景など、読んでいると思わず笑みがこぼれる。「奇婦人」森茉莉の人物スケッチには驚きと同時にヤッパリの感。それにしても上手いタイトルをつけました。
太陽 B2-87 特集 家宝者大集合 コレクター 平凡社 1998年8月号 C:A 
¥700
古美術品から駄菓子、マッチ、おもちゃ、標識など「モノに憑かれた人生」の不思議さ。
松岡寿夫 B2-561 藍のそば猪口700選 小学館 2003年 C:B ¥700
 山本嘉次郎の小世界 
山本嘉次郎 B2-303R カツドウヤ自他伝 昭文社出版部 昭和47年  C:B カバー背端欠け 函欠 ¥1,700
カツドウヤ自他伝序説 カツドウヤ紳士録 カツドウヤという名の人類 カツドウヤ水路を1冊に集成した決定版、巻末に(原本にはなかった)索引が付いていてこれが山本嘉次郎探訪の手引きになる。
山本嘉次郎 B2-20R 日本三大洋食考←予約オーダ中のためただ今ご注文の受付けを停止しています 昭文社出版部 昭和48年 C:B 小口シミ ¥2,700
装丁は伊丹十三。
映画ファン B2-460 けらげら珍談 ロッパ エノケン 山本嘉次郎 映画世界社 昭和22年10月号 C:B ¥1,700
人の鼎談はまず食べ物の話題からスタート。他に「映画雑感」(志賀直哉) 「映画俳優と演技」(小澤栄太郎×杉村春子) 上原謙・轟夕起子対談  随筆「なんでもないこと」(市川崑)。
山本嘉次郎 B2-327R 洋食考 食べものダンディ学 すまいの研究社 昭和45年 C:B  小口シミ ¥1,800
雑誌「酒」に連載されたものをまとめたもの。著者の文章は省略が効いている印象を受けましたがどうでしょうか。
山本嘉次郎 B2-450 たべあるき京都観光地図 改訂新版 昭文社 昭和49年 C:B 
¥2,500
山本嘉次郎編 B2-286R のれん はとバス興業 昭和46年 C:B ¥1,000
東京の老補を紹介した新書判、うぶげや 木村屋総本店 にんべん 梅花亭 言問だんご・・・
CONNECTION
山本鉱太郎 永井保 B2-328 東京みてあるき地図←予約オーダ中のためただ今ご注文の受付けを停止しています 昭文社 C:B ¥1,000
刊行年度不明ですが 昭和50年代の実用地図なのに今の目で読むと朝日新聞社や日劇が有楽町駅前にあったころの思い出地図に。
池田弥三郎 B2-817 東京横浜安心して飲める酒の店 有紀書房 昭和40年 C:B 
¥700
永井保 B2-810 銀座ばやし オリオン出版社 昭和44年 C:B ¥1,500
銀座を歩きはじめて40年になるという著者の銀座をめぐる随筆とスケッチ。初出は「銀座百点」 
高峰の随筆や聞書きは雑誌の掲載まで追っていくと単行本に収録されず(集成されて刊行されれば良いのですが)今では目に触れなくなったものも多い、気づいた限りで印象深いものをあげました。
文藝春秋臨時増刊 B2-887R 映画讀本 女優といふ名の人形(高峰秀子) 文藝春秋新社 昭和28年 C:B ¥800
巴里から帰った高峰が自分の足で歩き始めた叫び。「私は、何も信用しない、信じるといふ事がどんな事だか知らない./一生何も信じないでゆけるものだろうか。」(91ページ
婦人公論 B2-933 信じられない谷崎先生の死 高峰秀子 中央公論社 昭和40年10月号 C:B 裏表紙本文端欠 ¥700
モノクログラビア 文豪と女優たち 故谷崎潤一郎氏をしのんで。
日本演劇協会 B2-973 女優祭 創立35周年記念演劇人祭パンフレット 日本演劇協会 昭和60年 C:B サイン有(Y・K 詳細はお問い合わせください) ¥1,500
昭和60(1985)年にはこれほどのメンバーがいらしたんですね、山田五十鈴 高峰秀子 京マチ子 乙羽信子 新珠三千代 池内淳子 司葉子 木暮実千代 山本富士子 水谷良重 と書ききれないほどの女優が顔を揃えての絢爛たる「女優祭」、プログラムにある「女優座談会」は司会の山川静夫が「人の情けの盃を」(淡交社)で高峰秀子と村瀬幸子の切ないエピソードを綴っています。日本演劇協会物故者名簿、創立三十五周年小史、女優名監、女優が書いた本・女優を書いた本目録などの資料が中心でB5判の週刊誌サイズで本文76ページ。
SOLEIL B4-997 女の秋 ひまわり社 昭和22年9月 C:B ¥3,500
終戦後2年目の秋に刊行されたソレイユ。表紙は岩田専太郎。「空の青さに染まりつつ」(6ページ)は中原淳一の高峰秀子訪問記で写真は土門拳。この雑誌の世代も今や80歳代です。64年前の空は今より広かったことだろう。
BRUTUS croissant増刊 B3-328R 大スター時代 マガジンハウス 昭和59年 C:B ¥1,600
「女には涙があった-1950年代-男には情があった」とホレボレするようなコピーが。原節子、高峰三枝子、高峰秀子・・・キラ星たちが輝いて目をはなせない。表紙画野口久光 タイトル・デザイン堀内誠一。
池島信平・扇谷正造 B2-994 風流おかめ八目 修道社 昭和30年 C:B ¥800
高峰秀子との鼎談(映画女優おかめ八目)は丁度結婚直前の時期だったようでそのことを後で知る池島と扇谷はしてやられたと口惜しがる、それにしても手練の池島と扇谷を相手に憶することなく直球、ひねり玉をポンポン返す高峰の達者なこと。
読売新聞婦人部編 B2-906 私の人生ノート グリーンアロー出版社 昭和54年 C:B カバー欠 ヤケ ¥400
秋山ちえ子が学校についていけない我が子をもった苦悩を語り高峰が稼ぐための人形のような生活に疲れ果て三國一朗が「余生」としての生き方を余儀なくされそれぞれの人生の断片を語る。小沢昭一が受験制度がどうだこうだの前に「教育制度が人間にとって本当に必要かどうか考えてみるべきだ」と説く。
婦人公論 B4-991 秀子のインタビュー10 サーカスの女性たち 高峰秀子 中央公論社 昭和32年10月号 C:B ¥700
本誌巻末綴じ込みで「特別付録 あなたの東京案内」。

森本哲郎 B4-23R ぼくの旅の手帖 または、珈琲のある風景 角川文庫 昭和 年 C:B ¥500
解説は高峰秀子、本を読むのが大好きな高峰がただものではない感度の一端をさらりと示す。
週刊朝日編 B2-84R 値段の風俗史 明治大正昭和 上 朝日文庫 昭和62年 C:B  少ヤケ ¥900
上卷には高峰執筆の項はありませんが一読をおすすめしたい砂糖 松山善三があります。他の項目から少しひろってみますと電報料金 山田太一 江戸前寿司 沢村貞子 乾海苔 向田邦子 コロッケ 山本夏彦 かつおぶし 岩谷時子など。 
週刊朝日編 B2-83R 値段の風俗史 明治大正昭和 下 朝日文庫 1987年 C:B 
¥1,000
PHP研究所編" B2-81R この国で戦争があった 2000年 C:B 帯 ¥700
トップに高峰「軍靴の響き」(「私の徒世日記」から)が、各界著名人の戦争体験集。小林信彦 田辺聖子 杉村春子 笠智衆 山田風太郎 赤塚不二夫・・・。
CONNECTION
扇谷正造 B2-353R マスコミ交遊録 文藝春秋新社 昭和38年 C:B ¥1,600
文春文庫版の「わたしの渡世日記 上」に「文庫版まえがき」として扇谷正造が1年間にわたるエッセイの執筆を依頼したいきさつが書いてあります。その扇谷の交遊録は徳川夢声、幸田文、藤本真澄、林芙美子、有吉佐和子、池島信平など高峰の交遊と重なるところが多い。夢声の「問答有用」の編集者として初めて高峰に会うが「デコちゃんの頭の回転」の章で高峰との会話の図式がでていてこれが傑作。夢声の章も長年、対談に同席していただけに愉しい(「夢声老から学んだこと」)。
扇谷正造 B3-990 随筆人生カバン←予約オーダ中のためただ今ご注文の受付けを停止しています 鱒書房 昭和30年 C:B ¥700
高峰秀子 松山善三の結婚披露宴に招かれたとあり各界名士のあいさつが紹介されています。川口松太郎 森岩雄 富田重雄 越路吹雪 梅原龍三郎 池島信平。
壷井栄 B2-80 二十四の瞳 他二編 旺文社文庫 1965年 C:B ¥500
木下恵介「私を駆り立てたひたむきなもの」収録。本文の挿画 谷内六郎、カバー画 中村まゆみ。
森本哲郎 B2-177 ぼくの東京夢華録 新潮社 1995年 C:A 帯 ¥1,000
森本は大正14(1925)年巣鴨で生まれた、「夢」とは東京の町は確かにそこにあったはずなのに今や幻のイメージとしか掴みようがない、つまりは記憶の町へ、懐かしさへの物語。挿画 谷内六郎。
森本哲郎 B2-295 ぼくの旅の手帖 または、珈琲のある風景 ダイヤモンド社 昭和48年  C:B 函入 ¥1,000
森本哲郎 B2-986 ぼくの哲学日記 集英社 1999年 C:B 帯 ¥700
四季折々をつづりながら「ことば」を手がかりに探る哲学への途。花鳥風月を愛でながらほっと一息ついたところからが著者の出番、何故にと問う力、意味を求めないではいられない目の前の世界。20世紀の末に問いかけた21世紀のための哲学日記。
佐藤幸子 B2-979 らくやきの詩(うた) ミリオン書房 2001年 C:B 帯 献呈署名入 ¥1,200
半世紀にわたる著名人の楽焼き絵皿コレクション、高峰秀子 青江三奈 有馬稲子 井上ひさし ザ・ピーナッツ 小沢昭一 春日八郎らが描いた絵皿図録191枚。「一笑一少 一怒一老」高峰の絵皿のことば。
文藝春秋SPECIA B2-955 いつまでも美しい人へ 入荷準備中 文藝春秋 2013年季刊春号 C:   ¥
高峰秀子と池部良の「文藝春秋90周年特別企画」が見逃せない、筆者は斎藤明美と池部美子。映画スターをめぐる特集も充実していますがふくらませて高峰秀子と池部良だけの特集号にしていただけたらとはないものねだりでしょうね。それにしても斎藤の記事で高峰秀子という人は端っこの人だなあとつくづく思いましたね、群れのなかに入らないといったらよいのか群れのなかには高峰はいない。平成7年の撮影だという高峰の散歩の姿、いい写真です。
CONNECTION 暮らしの宝物  
中島誠之助 B2-51 鑑定の鉄人 Part1 二見書房 1995年 C:B ¥400
中島誠之助 B2-52 焼物の目利き Part1 二見書房 1998年 C:B ¥400
中島誠之助 B2-53 いい仕事してます 淡交社 平成8年 C:B 帯 ¥500
中島誠之助 B3-767R 誠之助の『グルメ鑑定帳』 日本経済新聞社 2000年 C:B カバー色落ち ¥700
高峰秀子を媒介にしてこの著者が山本嘉次郎の系譜を追っている、そんな印象が強い。あなどれない一冊。
中島誠之助 B2-939 体験的骨董用語録 里文出版 昭和57年 C:B 帯 ¥1,600
帯に高峰秀子の「至らぬ姉上は大いに感服・・・でかした!」と絶賛していますが確かにこの本は骨董用語の解説に止まらず日本文化へのユニークな切り込みを感じさせる、アクタガワ(芥川)の項で「古美術に興味をお持ちの向きには、伊勢物語を通読することをおすゝめする」と記し「時代」の項で「その味わいによって人間の心理を妖しく引きずり込む魔性がある」とある、名著。
ページの上へもどる
「とてもかなわない」 特別編
▽「わたしの渡世日記」は現在文春文庫と新潮文庫版で入手できます。文春文庫は最初の文庫・朝日文庫版と中身は同じだと思っていたら写真が違うところが結構あるんですね。写真は映画の場面などを追加して文春文庫版のほうが多く掲載されているようですが逆にカットしている写真もあります。例えば朝日文庫版「お荷物」の章、後援会誌の(当時としては大胆な?)写真がそう、。さて「わたしの渡世日記」の首章にあたる「雪ふる町」で「関東大震災の翌年、大正十三年三月二十七日の午後二時に、わたし、高峰秀子は生まれた。春といっても函館は、まだ雪ふる町であった。」と結ばれている。西暦では1924年にあたる。同月同日生まれの方を年代をズラしてみていくとその前年に金子信雄が、高峰の4年後に田辺聖子が、そして10余年後をたどると1935年に岸洋子(「希望」「夜明けのうた」!)の名がある。ただ誕生日が同じというだけなのですがそれぞれの方が印象深いだけについ気になってしまう。ちなみに1945(昭和20)年は宮本信子。
古書藍書房
  
アサヒグラフ別冊 B4-901 映画と演芸 女優号 朝日新聞東京本社 昭和31年 C:B 
¥1,400
表紙は八千草薫、蜘蛛巣城、乳母車が上映された年。大判本文84ページ。
平凡 B4-979 座談会 スクリーンに生きるよろこび 平凡出版昭和30年10月号 C:B 少し痛み有 付録欠 ¥1,600
「座談会スクリーンに生きるよろこび」は田中絹代 高峰秀子 左幸子 佐田啓二 伊藤雄之助 小林桂樹 笠智衆という堂々たる顔ぶれ。グラビア頁「トモ子とゆけば」は市川雷蔵と松島トモ子が銀座八丁を散策、江利チエミと東富士の対談ページもあります。表紙は若尾文子。
平凡 B4-980 ヴェニスの京マチ子 平凡出版昭和30年11月号 C:B 付録欠 
¥1,700
「私のアルバム」は香川京子特集の1。座談会「乾杯!ジャンケン娘」はひばり、チエミ、いずみの三人娘。表紙は岸恵子。
平凡 B4-990 ぶどう実る頃 美空ひばり 京マチ子 東京物語ロケ便り←予約オーダ中のためただ今ご注文の受付けを停止しています 凡人社 昭和28年11月号 C:C 表紙扉端破損箇所有 
¥1,000  
「お好み座談会」水の江瀧子 宮田輝 青木一雄 河井坊茶 関光夫ほか。本誌の紹介記事から「雁」(豊田四郎)「東京マダムと大阪夫人」(川島雄三)の頃。表紙高峰秀子
川本三郎  B2-107R 君美わしく 戦後日本映画女優讃 文春文庫 2000年 C:B 帯 ¥700
1950年代の日本映画黄金時代の女優たちは今日のタレントの比ではない、憧れの投影は深い。
平凡スタアグラフ B2-905 若尾文子集 平凡出版 昭和29年 C:B 附録欠 
¥2,500
四方田犬彦・斎藤綾子編著 B1-907 映画女優若尾文子 みすず書房 2003年 C:A 帯 ¥2,800
秋山庄太郎 B2-16R 麗しの銀幕スタア 小学館 2000年 C:B 帯 ¥1,200
若き日の「近代映画」時代がその後の活動の素地をつくったという。高峰秀子にほめられた写真はたった2枚と書いています。写真に添えられた人物談もさることながら映画への感度もさすが、的確で長年の蓄積が効いているのでは。
ノーサイド B2-73R 総特集 戦後が似合う映画女優 文藝春秋 1994年10月号 C:B ¥1,000

スタイル B2-907 山田五十鈴お洒落訪問(グラビア モノクロ)←予約オーダ中のためただ今ご注文の受付けを停止しています スタイル社 昭和21年8月号 C:B ¥1,000
「失恋の思い出集」石黒敬七 榎本健一 宇野千代、希望訪問記 ディック・ミネ、「どうしたら歌が巧く歌へるか」古川緑波、中原淳一訪問、日劇楽屋訪問。B5判本文58ページ。
原節子 B2-203R 写真集原節子 マガジンハウス 1992年 C:B 帯 帯にシワ 
¥800
清水晶 B2-72R 銀幕の顔 日本映画史を彩る100人 社会保険研究所 1991年 C:B ¥1,500  
映画ファン B2-881 特集 ニューフエイス30人集 映画世界社 昭和27年11月号 C:B 背剥がれ ¥2,500
スタア診断 香川京子さんの魅力を探ぐる 対談 成瀬巳喜男・香川京子 デヴューするまでの私 原節子 特集問答 サトウハチロー・沢村晶子 森繁久弥を激励する 双葉十三郎 黒沢明監督の演出拝見(生きる)など、どの特集・企画も内容が濃い。表紙は乙羽信子。 
近代映画 B2-937 高峰秀子・若原雅夫対談 近代映画社 昭和23年5月号 C:B 
¥1,000
「酔いどれ天使」の試写の様子を見開きで紹介している。
乙羽信子 B2-263R どろんこ半生記 朝日新聞社 昭和56年 C:B 帯 ¥600
初出は昭和55年3月~11月まで「週刊朝日」の連載、「これまでに何人かの『聞き書き』をしたが、乙羽さんのように『きれいごとにしたくない』といった人は初めてだった」と江森陽弘が記している(「聞き書きを終えて」)。
映画ファン B2-587 映画ファン 1949年9月号 映画世界社 C:B ¥1,300 
水の江瀧子の歩いた道(中田龍雄) 谷崎潤一郎を訪ねて(京マチ子) 私の自叙伝(飯田蝶子)。表紙は高峰秀子。
高峰三枝子 B2-126R 人生は花いろ女いろ わたしの銀幕女優50年 主婦と生活社 昭和61年 C:B 帯 ¥700
昭和11年から始まる銀幕人生。
映画ファン B2-681 映画ファン 昭和22年2月号 映画世界社 C:B ¥1,200 
芸能一家マキノ一族 東宝脱退組の表情 森川信百面相 表紙は上原謙。
映画ファン B2-979 貴女の年・僕の年 津島恵子 池部良 木村功 若尾文子ほか 映画世界社 昭和30年1月号 C:B 表紙切れ補修 ¥1,200
1955年新年号。
婦人公論臨時増刊 B2-360 花薫る人生読本 中央公論社 昭和28年 C:B 背少剥がれ
¥800
「女優 昨日今日明日」飯田蝶子・木暮実千代・岡田茉莉子の座談会、「ハリウッドに輝く星座と遊星」(小森和子)、グラビアに杉村春子 山田五十鈴 田中絹代 淡島千景 高峰秀子ら。余談ですが145ページに「巴里ひとりある記」(高峰秀子)の写真入広告があります、「再販も売切れです。三版三月下旬発売」と。
婦人画報 B2-933 創刊100周年記念特大号 女優と美容100年伝説 アシェット婦人画報社 2005年 C:A ¥800
美の系譜100年“銀幕女優”鼎談 野村真一 中野翠 村澤博人 五人の女優が語る、“美しい生き方”若尾文子 加賀まりこ 松坂慶子 桃井かおり 高島礼子。最後の日本人 山田太一(斎藤明美)
サライ B2-258R 木下恵介を旅する 小学館 1999年7/1号 C:B ¥500
特集 名作に描かれた「日本」懐郷 ロケの達人 木下恵介を旅する インタビューは市川崑、この時83歳 俳優さんでもっとも印象に残る人はの問いに「やっぱりデコちゃん、高峰秀子さんかな。僕は助監督時代にチーフで彼女について、こんなに勘のいい人がいるのかとビックリした」。
伊奈もと B2-65 髪と女優 日本週報社 昭和36年 C:B 痛み(1頁破れ修復跡あり) ¥2,400
トーキー時代から始まる日本映画女優史、その大本には「二大系統がある・・・大づかみに分けて松竹畑と日活畑」(第1章)があり著者は日活系だとある。「佐々木小次郎」(東宝)出演の高峰を結った「沖縄まげ」の写真があります。中尾さかえは愛弟子のひとりだという。読むほどに知られざる映画史の断面を知ることができる、何しろ山田五十鈴デビューの頃からなんですから。

河出新書写真篇 B2-100 新劇50年 昭和31年 C:B ¥750
黎明期、新劇づくり、暗い谷間、復活、現代劇づくり、年譜。新書判。
撮影 清水博純 B2-883 女優伝説 杉村春子 太地喜和子 一草舎出版 2007年 C:A 帯 ¥1,200
刊行された2007年は没後10年(杉村春子) 没後5年(太地喜和子) 榎本孝明 加藤武 川辺久造 高橋礼 八木昌子の寄せ書き、年譜を加えた舞台写真集。A5判140ページ。
新藤兼人 B2-767 愛妻記←予約オーダ中のためただ今ご注文の受付けを停止しています 岩波書店 C:B 背ヤケ 帯 ¥400
年老いた妻を年老いた夫がどのように見送ったか、女優乙羽信子に寄添い寄添われの回想記、この本に一ヶ所だけ「高峰秀子」がでてきます、乙羽信子の「中国旅行の日記」。なお乙羽と同年齢の高峰が綴った「眉間の縦じわ」(「にんげん蚤の市」文春文庫)には高峰の拍手の音が鳴り響く。
岸恵子 B2-97 巴里の空はあかね雲 新潮社 1983年 C:B 帯 ¥400
日本映画の黄金時代の女優の底力をまざまざと見せつけるこのシャープな感性。例えば「ロミー・シュナイダーの死」。
岸恵子 B4-951 パリのおばあさんの物語 千倉書房 2008年 C:A 帯 ¥700
本文は40ページほどですからすぐ読めます、すぐ読めますが不思議な余韻が伝わってきてこの湖は穏やかでやわらかいけれどその底は深いぞという、そんな気持ち。「老いと孤独」(岸恵子の「あとがき」)を短いことばで綴りあわせていく大人の絵本、潔いということばが近いのだろうか。
二木てるみ B2-80 あなたをみていると子供の頃を思い出します けやき出版 2003年 C:A 帯 献呈署名落款入 ¥2,000
黒澤監督の「赤ひげ」は杉村春子とともに強烈でした、「七人の侍」にも出演されていたとは・・・。いいタイトルですね、「子供の頃」とは昭和30年代のあの頃、木造の校舎の運動場に、原っぱにいた貧しかった時代の少女の面影。黄金時代に輝く小さいけれど決して消えない星。
秋山庄太郎 B2-400 秋山庄太郎写真展 往時茫々 秋山庄太郎写真展実行委員会 1991年 C:B 署名落款入 ¥1,700
横浜市と実行委員会との共催により50年にわたる作品群、学生時代の「翳」、「芸術家群像」「昭和の美女」「四季」などを掲載。高峰秀子「秋さんの清潔な眼」も収録されています。サイズは250mm正方。
山本富士子 B2-750 いのち燃やして 小学館スクウェア 2002年 C:B 微ヤケ 
¥1,600
秋山庄太郎 B2-319 洋酒マメ天国(第26巻) 美女とり物語 サントリー 昭和42年 C:B ¥1,200
女優の写真と半生をつづった天地95mm左右70mm、110ページの豆本。手のひらサイズに収められた女優たちのポートレート集。
高橋とよ B2-856 沸る 東峰出版 昭和37年 C:B 函入 ¥1,800
小津映画でひょっこり顔をだすあのヒトですね。しかし凄いタイトル、「たぎ」るとルビがふってあります。巻末に「私は、生涯情熱で燃え沸って、自分の選んだ道に生きぬきたい」とあり、序で獅子文六が「人間が面白い」と記す。
文藝春秋編 B2-73R キネマの美女 二十世紀ノスタルジア 文藝春秋 1999年 C:B 帯 ¥2,900
ノーサイドの「戦後が似合う女優」と「キネマの美女」の合本改訂編集版。インタビュー香川京子 インタビュー大庭秀雄・森川まさみ 夏川静江  座談会 池部良 久世光彦 中野翠。名花296人が繰り広げる絢爛たる回顧上映。帯のスチールは桂木洋子(左)若山セツ子(右)、成瀬監督の「薔薇合戦」(S25)から。
高峰秀子交遊録
山本嘉次郎は単独のコーナーとして掲げますがここにあげたのはほんの一端。活動屋、マスコミ、著名人からその交遊を追うだけでも幅の広さには圧倒される。仕事仲間や交遊録を追っていくと暮らしや「食」「骨董」の世界にまで広がっていきます。佐藤寛子著の最後の方で高峰秀子の名がチラッとでてきますが「栄作の妻」への思慕は「いっぴきの虫」(杉村春子の章)にあります。 
シナリオ作家協会 B2-18 シナリオ67年1月 食って食って食いまくれ 1967年1月 C:C ¥300
河崎義祐 B2-21 映画の創造 講談社現代新書 昭和59年 C:B ¥500
照明の石井長四郎登場。
河崎義祐 B2-411 映画、出前します 毎日新聞社 2003年 C:A 献呈署名入 
¥800
新藤兼人 B2-22 仕事師列伝 岩波同時代ライブラリー 1991年 C:A ¥500
「床山の重ちゃん登場」
山本若菜 B2-28 松竹大船撮影所前大船食堂 中央公論 昭和61年 C:B ¥800
スザンネ・シェアマン B2-114 成瀬巳喜男 日常のきらめき キネマ旬報社 1997年 C:A 帯  ¥1,700
索引、年代別に掲げられた詳細な関連文献リストまで付いている。成瀬に魅了された著者が探訪の歩をすすめようとしたとき成瀬についてのまとまった単行本すらなかったとは・・・。
漫画読本10月号 B2-91 特集 安かろう うまかろう 食べ歩る記100人 文藝春秋新社 昭和38年10月 C:B ヤケ 一部線引き ¥600
好きな店とおすすめの料理を100人が答える。
石井ふく子 B2-12 想い出かくれんぼ 集英社 1993年 C:B ¥1,000
テレビ初出演「浮かれ猫」は杉村春子との共演。そのスナップが掲載されていますがテレビの高峰秀子というのも見たいものです。その後、テレビの日曜劇場に結構出演されています。石井ふく子「お蔭さまで」の巻末に膨大なリストがあります。石井ふく子が新東宝でデビューしたときの主演のひとりが高峰だったと書いている。石井ふく子著は「昭和という時代」に2点掲載しています。
幸田文 B2-27 包む 講談社文芸文庫 1994年 C:B ¥500
芸術新潮編集部編 B2-45 司馬遼太郎が愛した「風景」 新潮社 2001年 C:B 少ヤケ ¥500
池部良 B2-255R> オレとボク 小山書店 昭和33年 C:C カバー痛み 署名入 
¥1,700
池部良 B2-59R 山脈をわたる風 入荷準備中 小学館 1993年 C:  ¥
回想の日本映画人物列伝がメイン。「年下の先輩」高峰秀子の章はおすすめ。「温かくて、ひんやりして、離れていて近くにいて。素直で複雑で・・・」とあります。佐田啓二、倉本聰、鶴田浩二など読み応えがあります。
池部良 B2-993 そして夢にはじまった<全4巻> 毎日新聞社 1994・5・6年 C:B 帯 ¥2,300(4冊揃)
日本映画黄金時代の奇人変人怪人天才たちとの出会いは夢のような時代でもあった、そしてまだ夢は終わらない。重くならず湿気がなくてカラッとスマート、懐かしき人と時代の証言。
志村三代子 弓桁あや編 B2-707R 映画俳優池部良 ワイズ出版 2007年 C:A 帯 
¥2,000
キネマ旬報臨時増刊号 B2-68 名作シナリオ集 キネマ旬報 1957年 C:B 背イタミ 
¥900
木村伊兵衛撮影の表紙を優先して「シナリオ」コーナーではなくこちらに掲載しました。収録シナリオは「黄色いからす」「満員電車」「山と川のある町」「暴れん坊街道」「赤い太陽」「雲の墓標」「幸福への招待」、1957(昭和32)年発行です。
キネマ旬報別冊 B2-995i 日本映画シナリオ古典全集第4巻 キネマ旬報社 昭和41年 C:B ¥1,000
「綴方教室」(昭和13年 東宝 山本嘉次郎)のシナリオ掲載(他に人情紙風船 泣虫小僧 阿部一族 限りなき前進 あゝ故郷など)。母親役の清川虹子が「21か2の頃」だったと書いている(「老ける苦労」)のには驚いた、とてもそうは見えない。ビデオで見直してからシナリオを読んだら結構シナリオと違う箇所が多い、「わたしの渡世日記」で記されている「冬の朝」の台詞はシナリオにはない、画面はそのままではないけれど高峰も朝もキラキラ輝いていて秀逸。「いつも冬の朝になるとこの匂いがするんだよ、ほらネ」
キネマ旬報 B2-577 シナリオ 流れる キネマ旬報社 1956年12月上旬号 C:B 
¥700 
特集は「溝口健二氏を偲んで」 少年時代(川口松太郎) 練達のひと(依田義賢) 「西鶴一代女」の感銘(田中絹代) 「浪速悲歌」の思出(山田五十鈴) 「お遊さま」のセット(水谷浩)ほか。
鳩よ! B2-113 特集 日本文学の巨人 谷崎潤一郎 マガジンハウス 1992年5月号 C:B ¥700

高峰秀子の本

片山龍二 B2-75 アイディア紳士 講談社 昭和38年 C:B ¥1,500
「ひまわり」「それいゆ」を創刊したりラジオで活躍したり不思議な魅力。

片山龍二 B2-71R ぼくの話盗んでみませんか KKベストセラーズ 昭和53年 C:B 小口シミ ¥700
團伊玖磨 B2-69 團さんの談話室 もっと自由でなくちゃ 集英社 昭和49年 C:B 帯 
¥1,000
雑誌non・noに1973年に連載されたものの加筆再編集版。若い方は「スケールの大きな自由を!」謳いあげてほしい、という願いを込めたもの。高峰の対談集「いっぴきの虫」の延長線上に浮かびあがってきた1冊。
團伊玖磨 B4-993 音楽の小径 読売新聞社 昭和53年 C:B 帯 署名入 
¥1,500
團伊玖磨 B2-69 対談集 團伊玖磨 宴のおもいで 講談社 昭和58年 C:B 帯 
¥1,600
松山善三 堀口大学 飯田深雪 佐久間良子・大空眞弓ほか。
團伊玖磨 企画 B2-451 音楽の旅はるか1,2 音楽之友社 昭和58年 C:B 
各¥600
いいことばがあります、「誰しも美しく生きたいと思う。誰しも美しい旅をしたいと思い、美しい音楽の時を持ちたいと思う。そう思うようになった時、音楽と旅と人生は、同じ弧を描くものとして時間を、空間を飛翔して行く。」(はしがき) 1は淡島千景(中国) 堀内美紀(西ドイツ) 三林京子(中国) 十朱幸代(メキシコ)ほか、2は吉永小百合(トルコ ルーマニア) 斎藤昌子(アメリカ) 伊藤京子(パキスタン)ほか。  

日本映画黄金時代と高峰秀子、高峰秀子と昭和の時代、十字架のど真ん中にいるのが高峰秀子。人に連なるその山脈をたどるだけでも眩暈がするほどに広く深い。

高峰秀子 B3-905 わたしの渡世日記 入荷準備中 上下 文春文庫 1998年 C:
¥    (2冊揃)
週刊朝日 B4-903 私の女優生活50年(高峰秀子)←予約オーダ中のためただ今ご注文の受付けを停止しています 朝日新聞社 1975年5月23日号 C:B ¥400
後の「わたしの渡世日記」連載はここから始まった、第一回。
高峰秀子 B3-17R 忍ばずの女 潮出版社 平成6年 C:B ¥1,600
1994年の11月号「ハイミセス」という雑誌で高峰秀子×石井ふく子 「対談『忍ばずの女』を語る」が掲載されている。高峰が書いたシナリオの主人公は石井ふく子の母であり下谷の売れっ子芸者、君鶴。この女性について高峰は「今、この世にはそういう人は絶対存在しないほど魅力的」でどう魅力的なのかは説明のしようがないといいながらその魅力のありかを石井と語る。さて、この本は高峰が演技について綴った奥義の書、しかし広く受けとめれば佇まいの、あるいは人が人の中である距離を置いて生きていくことへの考察でもあります。高峰は書いている、「・・・『張り切る』『頑張る』という、なんとなく下品な言葉も私は大嫌いである。」(53ページ 太字は強調符) なぜ下品なのか? なお、ハイミセスの高峰秀子×石井ふく子対談をお読みになりたい方はコピーのコピーになりますが送付のときに同封します。
高峰秀子 松山善三 B4-11R 旅は道づれ 雪月花 潮出版社 昭和61年 C:B 
¥1,600
「高瀬川にかかる橋をピョンピョンと渡ると、まことにこぢんまりとしたのれんに突き当る。」と書いて店の名前がちょこんと続く(51ページ)。こんなのを読んだら身体がうずきますね、映像が浮かびそうでいいなぁと考えていたら高峰・松山の文章は映画的なんですね。京都の旅から始まって東京、金沢、小樽・札幌、熱海・伊豆山、神戸・大阪、小豆島・広島、長崎、新潟を巡る旅は道づれシリーズの日本紀行篇。ご夫婦の幸福の記録です、それにしてもこの本だけ(「旅は道づれ」シリーズの中で)文庫に入らなかったのは不思議です。
高峰秀子 松山善三 B4-105R 旅は道づれツタンカーメン 潮出版社 昭和55年 C:B ¥900
結婚当初はカワイコちゃんだった嫁さんも今や「毅然とした雌ライオンに変身した」という冒頭から始まる松山善三の高峰秀子評の面白さ、周りにいた大人はみんな明治生まれだったという高峰は心底明治の時代に生まれたかったと記す。
松山善三 高峰秀子 B4-21R 旅は道づれアロハ・オエ 潮出版社 1982年 C:A ビニールカバー装 ¥1,600
おふたりにとってハワイは特別の場所、刊行されて30年近いが今も現役を張れる本。
パンフレット B2-223R 典子は、今 昭和56年 東宝事業部 C:B ¥700  
脚本・監督の松山善三が失ったものではなく残されたもので何ができるか、が問われると書いています。高峰の「撮影日記」も潮出版社版「典子は、今」から収録。
週刊女性 B2-778 昭和34年5月1日号 光文社 C:B 折れスジ 擦れ ¥500
グラビア頁に『八ヵ月の滞欧記録』として「高峰夫妻が撮影した」写真が掲載されています(モノクロ3ページ)。
日本エッセイスト・クラブ編 B2-981 思いがけない涙 88年版ベスト・エッセイ集  文春文庫 1991年 C:B ¥400
「梅原竜三郎先生が亡くなって・・・もう1年がすぎた」で始まる梅原と円地文子への追憶のことば。(「薔薇と翡翠」高峰秀子) タイトルは三國一朗の随筆からですが「一つずれた局面で私を襲う」涙をスケッチしています、三國の資質を語る鍵がありそう。
高峰秀子 B2-39R にんげんのおへそ 文藝春秋 平成10年 C:A 帯 ¥700
「用心棒」での黒沢監督と石井長四郎のエピソードが抜群に面白い、仕事師というか職人というかカツドウヤの世界そのものといった感じです。裏方さんに注ぐ高峰の眼差しがここにも。
高峰秀子 B2-37R にんげん蚤の市 文藝春秋 平成9年 C:A 帯 署名落款入 
¥2,700
松山善三 高峰秀子 B2-25R 典子は、今 潮出版社 昭和56年 C:B 帯 
¥1,300
この本は松山・高峰共著による知られざる傑作ではないか。松山善三監督は「これが最後の映画になったとしても、悔いはない」とセミドキュメントの劇映画作りに乗りだすのだが「誰か、この仕事を助けてくれるものはないか」、そして「いた-!」と強力な助っ人を引き入れる。助監督・付人としての高峰秀子の登場。50余年女優として映画界で育った高峰がどのように素人の娘に演技をつけるか、最初その任ではないと映画化を渋っていた松山がいかにして決断にいたったか、おふたりがリレー形式に綴っていくパターンですが随所に成瀬、木下、黒澤が回想され裏方さんたちが想いおこされているように日本映画黄金時代の、それも最良のエッセンスを重ね合わせている。映画の熱い現場が乗り移ったかのような迫力、演技論あり、映画製作のパート論あり、演出論あり・・・全体が映画論・人間論といってもいいくらい。撮影が終わる頃、監督も高峰も立木も口を揃えて典子は美しくなったと語っている。
白井のり子 B2-881 典子44歳 いま、伝えたい 光文社 2006年 C:A 帯 
¥400
斎藤明美 B2-12R 高峰秀子の捨てられない荷物 文藝春秋 平成13年 C:B 帯 
¥700
平成13年に刊行された書籍のベスト1(独断ですが)。その迫力、クールでホットな眼差しに圧倒されます。「渡世日記」のその後を綴ってもいますが側面史。なお、この著書より先に発表された「女優 高峰秀子」所収の「かあちゃんの卵焼き」もおすすめ、迫力の一遍。
婦人画報 B4-986 高峰秀子の流儀 第一回 アシェット婦人画報社 2007年新年特大号 C:B ¥500
連載第一回は2007年1月号、「高峰秀子の知性」(4ページ)が圧倒的なグラビア頁で構成されていた。このままパンフレットにしたいくらいの迫力。
キネマ旬報 B2-710R 特別企画 高峰秀子 独占インタビュー 成瀬巳喜男監督を語る 2005年9月上旬号 キネマ旬報社 C:A ¥600
成瀬巳喜男生誕100年の2005年に掲載された高峰秀子独占インタビュー20ページ。
キネマ旬報 B2-994 追悼総力特集 ありがとう、高峰秀子さん←予約オーダ中のためただ今ご注文の受付けを停止しています キネマ旬報社 2011年4月上旬号 C:A ¥400
追悼高峰秀子については文藝春秋2011年3月特別号の野上照代・白井佳夫の「追悼対談 高峰秀子の潔い生き方」が最良。

徳川夢声 B2-503R いろは交友録 ネット武蔵野 平成15年 C:A 帯 ¥1,600
デコは今、パリにいる。・・・・デコは哀し。けれども、この哀しさを卒業すれば、落ち着く幸福が来るに違いない。(220ページ)と書いた夢声。その予言はピタリでした。昭和28年の復刻判です、和田信賢 文楽 志ん生 久保田万太郎 エノケン 藤原釜足ら天才変人奇人怪人大集合。

安野光雅 B2-2 蚤の市 童話社 1983年 C:B ¥800
荷車を引いて門を入るとそこは「蚤の市」 動かなくなった時計や鍋や皿、レンズのないめがね。 
大宅映子編著 B2-384R 女の自立と心意気 みんなに聞いて欲しい5つの物語 廣済堂 平成7年 C:B ¥1,000
知られざる高峰秀子・大宅映子のロング対談(45ページに及ぶ)はおよそ女と暮しのすべてを語り圧巻の面白さ。

 order